架空請求や身に覚えがない借金の請求書、無視してはダメな請求書

借金の架空請求や支払い請求書について

ご訪問ありがとうございます。元司法書士を目指し5年程頑張っていた吉田です。債務整理経験者でもあります^^;詳しいプロフィールはコチラ

 

借りてもいない身に覚えがない請求書が届いた場合、どうしたらいいでしょうか?

 

福岡県 A

基本的には借りてもない借金の請求書は一円も支払う必要がないのですが、自分が身に覚えがないと思っていても、過去の借金などの可能性もあります。

 

 

最近は架空請求も手が込んでいて、色々な方法で巧妙な手口で行われるのが実情のようです。基本的には一円も払う必要もありませんし、電話等もする必要がありません。しかし、借金の内容によっては、自分に関係している可能性も無きにしもあらずですので、しっかりと請求書の内容を確認することが大事です。

 

無視しても良い請求書

 

個人情報は、1件数百円で売られていると言われています。過去買い物をしていた所が、メールアドレスを販売していたという可能性もあります。

 

 

自分では知らないところで、個人情報を販売されているとしたら、そのアドレスへ架空請求を送る(情報を買うのはこれが目的)業者がいますので、以下の様な請求書(請求)が来た場合は無視してもらって大丈夫です。

 

  • 携帯メールの架空請求(借金、および有料サイト等全般)
  • 固定電話や携帯電話からの口頭請求
  • ハガキ、普通の手紙等の請求書
  • 連絡先などが携帯、もしくはメールアドレスのみ

 

 

一般的な架空請求の特長として、名前ではなくアドレスでの請求です。『○○(名前)様』になって無く、『△△(ここが携帯メールアドレス)様』となっている場合は、携帯メールのアドレスを知っているだけの業者ですので、普通に相手にしないでも大丈夫です。

 

 

ここで連絡や返信は絶対にしない事が大事です。

 

無視してはいけない請求書

 

自分に身に覚えがないと思っていても、借金の把握が出来ていない場合もありますので、以下の様な請求書が来た場合は相談することをオススメします。

 

 

下記の請求書に関する書状が『本当に裁判所から送ってきた場合』は、一定期間を過ぎてしまう(放置)と本当に借金をしていることにされてしまいます

 

  • 支払い督促状・・2週間以内に差出し元の裁判所へ異議申し立てが必要
  • 少額訴訟・・答弁書(反論書)を提出。裁判所へ出廷して異議を唱える。

 

上記の様に、実際の裁判所からの訴訟の類の書類の場合はしっかりと確認する事です。稀に本物の裁判所の手続きを通して請求書を送る悪徳業者がいます。身に覚えがないといって無視せずに、本物の裁判所からの書留が届いた場合はしっかりと確認してください。

 

 

本当に身に覚えがないものであれば全く問題はありませんし、もし忘れている様であればしっかりと確認しましょう。

 

 

相談は無料です

 

架空請求や借金の相談ですが、弁護士や消費者センターへ連絡して確認しましょう。

 

 

借金の支払いがある方であれば無料相談などを通して借金などの健康状態を把握出来ると思います。