親の介護で借金、深刻化している介護破産について
深刻化する介護破産について
こんにちは。50代や60代の方で多いのが介護破産と呼ばれているモノです。これは自分の両親が老人になってくる状態で、自分たちが介護をするとき、色々な部分でお金の出費が重なり、借金が増えてきます。
親か認知症などと言うような病気であればなおさらで、さらにはお部屋が年金未納者などの場合であればさらに悪化します。
どんどん親が病気になってくる状態で、なおかつお金もない年金も払えないと言うような感じであれば、それは子供が負担しなければいけません。
長男と次男の喧嘩だったり、色々な身内のケンカに発展して修復出来ないような状態になるケースもあるので注意が必要です。また、子供の出費が余りにも重なる為、自分たちの家計は問題ないにも関わらず、親の介護の為に自己破産とか、債務整理をする必要があるケースも出てきます。
その様な事になるとトモ倒れ気になりますので、できるだけその様な事がないように予防をしておきたいものです。実際に支払いに困った場合、どのような対策が出来るでしょうか?
親が病気になったらまずする事はどのような事か?
認知症の傾向が出てきたり、親が今までとは明らかに違うような行動を行うようになったら、まずしっかりと身内で話すことが必要です。例えば長男だけに任せっきりとか、ある兄弟だけに任せっきりと言うような状態であれば、精神論になりますが今まで世話をしてきた両親に対して感謝の気持ちを持って接するのが大事です。
確かにぼけてきた両親の面倒を見るのは大変ですが、今まで小さい時から一緒に暮らしてきた兄弟に任せるというのも、人道的に良いことはないのではないでしょうか?
親がどのような状態になっているか?またもしそうなったとき、どのような対応をしたほうがいいのか?両親がいるのであれば、一方の親が悪くなると言うような状態になると思いますので、しっかりと親子で話し合うことが大事になってくると思います。
例えば年金だったり、貯金額だったり、ローンの残りだったり、実際に借金として残っている金額、これから支払うべき金額などを子供で把握するべきです。
基本的には、両親がどちらかを悪くなってきているという年代の状態は、自分たちも50代とかのケースが多いと思います。扶養家族が多い状態で、子供の進学などでお金がいる状態の時に、親の介護にお金を使う余裕もないかもしれませんので、しっかりと親の貯金額などを把握しておく必要があります。
一般的な見解として、介護保険のほかに、自分たちで手出しをする金額は5万~10万円だと言わています。介護が必要な時期を考慮した場合、基本的には300万~500万ほどの総額がかかると思ってもいいと思います。
両親が介護保険料を払っていないような状態の時、介護保険は受けることが出来ますが、全額負担の後に払い戻しをするような形になる為、いずれにしても最初の金額がかなりかかる状態になると言うことを覚えておきましょう。
色々な突発的な出費などもこれからは必要だと思いますので、予測するのは難しいかもしれませんがある程度の準備は家族で話すことで解決する事が出来るかもしれません。
介護者が受けることが出来るサービスを確認する事
基本的に痴呆症などになった場合、介護認定によって色々費用が変わってきます。介護レベルが高くなってくれば、当然費用も高くなってくるのですが、実収入がない場合は、高額介護サービス費制度などを使うことが出来ます。
これは役場などに相談する事で、実際にどのようなサービスが受けることが出来るのか?という事を教えてくれますので、もしその様な場合はしっかりと相談する事が大事です。
基本的に親の場合であれば、父親が介護が必要であれば、母親に任せるのではなく、子供が率先して受けれるサービスを聞いてあげるといいと思います。
例えば施設を利用する場合であれば、特定入所者介護サービス費と言うようなものもありますし、最悪の場合は生活保護なども検討すると良いと思います。
老老介護の場合、このような介護者が受けれるサービスをどちらかが知らないと言うようなケースがあります。基本的に家計を任せている母親の方がしっかりしていれば問題ありませんが、例えば母親の方が痴呆症になったりした場合、父親が全然知らないと言うようなケースも普通にあります。
ですので両親が病気になったり、介護になったりしたときは、親にまかせっきりではなく、子供がしっかりと確認してあげですヨガあると思います。
おむつ代の支給、おむつの補助代金、お弁当の保護など、色々なサービスもありますので、自分の親がどのような介護が受けることが出来るのか?またどのようなサービスを受けることが出来るのか?と言う事をしっかりと確認しておくと良いと思います。
また、入院をした場合であれば、高額医療請求なども出来ますのでしっかりと利用してください。
債務整理を検討するのもアリ
親の介護で借金を抱えている場合であれば、毎月の支払いが非常に厳しい状態が続くのであれば、債務整理をするというのも検討に入れてもいいと思います。
言い方が冷たいようですが、自分のギャンブルで借金をしても、親の介護で借金をしても、債権者(お金を貸している側)にとってみればなんだ変わりはありません。
ですので、支払いが滞っているのであれば、債務整理を使って借金の清算をすると言うのも一つの手だと思います。
俺の介護は放棄する事はできませんが、やはり自分が生活する為には犠牲になるわけにはいけません。自分たちにも子供がいるのですから、その暮らしをまず第1に考える必要があるでしょう。
自分の貯蓄では両親の介護をする事が出来なかったり、負担が余りにも多くなるようであれば、法的に債務整理等を利用して、しっかりとした返済計画を立てる必要があると思います。
24時間365日、無料で匿名で相談出来ますので、弁護士に色々な悩みを相談してみるのもいいかと思います。