借金が減らない理由について|なぜ自分の借金が減らないのか?減らす方法
なぜ借金が減らないのか
こんばんは。吉田です。なぜ自分の借金は全く減らないのでしょうか?毎月支払っているにも関わらず、借金が減ることはなく、毎月毎月支払いは増えていく。
たまに来る書類を確認しても、あんなに長く滞りなく払ってきたのに、元金がほとんど減っていない…と言う様なケースで悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
毎月返済をしているのになぜそこまで減らないのか?それは明確な理由があり、月々の返済額が、借金を減らす為に十分な金額ではなくて少ない状態になっているから他にありません。
消費者金融などからお金を借りている方の典型的な悪循環になります。利息を払いすぎている場合は、過払い金請求なども出来ますのでまずは借金が減らないと言うような事であればしっかりと対応していくといいと思います。
毎月の返済額が、毎月の利息を上回って返済していかなければ、ずっと利息だけを支払って、借金の元金が全く減っていない状態になると言う事を覚えておきましょう。
どの様に借金を減らしていくのか?というところを考えて行動すべきです。
借金を返済するルール「利息に充てられる」
クレジットカード、キャッシング、ローン、すべての点ににおいて適用されているルールがあります。返済した金額は利息に当てていくと言う事です。
利息制限法など関係なく、法的に問題のない金融機関や、銀行など、毎月最低でも支払うべき金額というものをミニマムペイメントと入りますが、これは毎月分の利息を払っていくという事になります。
私たちがどこかからお金を借りて、そのお金を返済する場合、毎月絶対に支払わなければならないと言うような金額は、最低支払い金額として設定されているのですが、基本的にはこのミニマムペイメントと呼ばれる利息分になるというのが大前提です。
つまり毎月の返済額というものがそれぞれ決まっていると思いますが、自分自身で毎月の支払い金額を増額しない限り、ずっと利息を払い続けるという事になる事を覚えておきましょう。
この金融機関や、債権者(お金を貸している側)側が設定した毎月支払う金額というのを約定返済といいますが、もし元金を減らそうと思った場合、元金を減らしていくという事を考えてて返済する場合は、毎月の支払い返済額の増額と、約定返済以外の臨時返済を行うと言う事が基本となります。
どのような感じで、臨時返済や毎月の増額支払いをするのか?それは利息から考えればいいと思います。
例えば利息が一日当たり20%としたら、100万円を借りたとして1ヶ月の利息を出した場合
(100×0.2÷365)×30日
となります。これがミニマムペイメントになりますので、もしも元金の減らしたいのであれば、この金額以上に月額を増額したり、分出来るときに臨時返済をすると言うような形をとります。
一日でも早く元金を減らしたい場合であれば、この返済期間で生活費を節約したりするなどの工夫が必要です。
最低支払い金額以上の返済が難しい場合
以上のように、支払いの最低金額以上のお金が払わない限り、元金はなかなか減らないという事になります。
最低支払い金額を上回らない支払いをやっている限り、永久に利息だけを払っていると言うふうな感じになると言うことです。
もし毎月、支払いを増額したり出来ない場合、最悪、その利息を払う為に他の所で借金をしたりとか、他の所で借り入れをしたり、最低支払い利息を借金で返済しているような場合であれば、債務整理が有効です。
債務整理という等、自己破産とイコールで考える方が多いかもしれませんが、債務整理にも色々とあり、借金のトータルの金額や、毎月の支払い可能の状態によって、任意整理、個人再生、自己破産という方法があるので、債務整理に長けている借金問題のプロの弁護士に頼むことで、最適な債務整理を提案してくれると思います。
最も人気がある債務整理といえば任意整理になりますが、任意整理というのは元金はカットされませんが、毎月の将来利息がカットされます。借金自体の減額は難しいですが、払いすぎた利息を払い戻すことも出来ますし、その払いすぎた利息を元金に当てて支払うことも可能です。
また個人再生を選択した場合、借金の金額の5分の1まで減らすことが出来ますので、大幅に借金を減らすことが出来ます。また自己破産とは違って、借金を減らしながら住宅ローンなどはそのまま残すことも可能ですので家が取られる事もありません。
自己破産においては、色々な財産を没収されますが、もともと財産のないような状態では、財産をとらえるという概念もなく、数年間はクレジットカードなどがつくれない状態にはなりますが、大したダメージもなく借金をゼロにする事も出来ます。
基本的には債務整理は債権者側との交渉になりますので、債務整理、借金問題に慣れている弁護士、また債務者(借金している側)側に立って交渉してくれる弁護士がお勧めです。