自己破産のつもりが引き直し計算で任意整理後お金が戻った

多重債務者の方で数社に借金がある場合でも自己破産以外の選択が出来ます。

利息制限法に基づいた利息の引き直し計算でお金が戻ってくる場合もありますし（過払い金返還請求権）多重債務者の場合、各消費者金融毎、あるいはサラ金会社毎に債務整理の方法が異なる事が殆どです。

例えば3社に対しては任意整理、また、残りのサラ金会社には訴訟を起こすという具合です。これは素人では決めることが難しく、書類なども面倒です。また、殆どのの場合貸金業者はお金が戻ってくるように働き、借りている方はお金を払わない方向で話を進めている為、話は平行線になる事が多いです。

交渉決裂にならない為にも、債務整理の専門家に相談するというのが一番です。

このケースでは任意整理と和解によって、過払い金が戻って来たという事です。多重債務者の場合は時系列でサラ金から借りている時期が変わりますので、過払い金返還請求権があったり利息を払いすぎているという状況も十分に考えられます。（過払い金が発生する理由とグレーゾーン金利｜借金の悩みの無料相談）

自己破産以外の債務整理をまずは考える

債務整理に慣れていない弁護士や司法書士の場合、『自己破産をしてくれ』というお願いをされるとそのまま自己破産手続きをしてくれます。

しかし、債務整理専門で扱ってる弁護士や司法書士の場合は、どうやって債務整理をすれば一番得をするかを考えてくれます。慣れている専門家に頼むメリットはココにあります。

自己破産で免責許可が出ると借金は払う必要がなくなりますが、引き直し計算で出たお金は戻ってきません。

もし多重債務者でも諦めずに、自己破産以外の道があるのか、また他にベストな債務整理がないのかを相談してみてみましょう。