債務整理をする際に押さえるべきポイント|注意点と失敗しない為の基礎知識

失敗しない債務整理をするために押さえるポイント

ご訪問ありがとうございます。元司法書士を目指し5年程頑張っていた吉田です。債務整理経験者でもあります^^;詳しいプロフィールはコチラ

 

 

 

債務整理をする場合、色々と内訳があり弁護士事務所に支払う金額、総額の違いなどがあるのですが、注意点について書いていきたいと思います。選ぶポイントをどういったところで行うべきなのかをチェックしていきましょう。

 

 

自己破産や個人再生の場合、全て一括で債務整理を行います。つまり、全部の借金と財産などを考慮して考えます。

 

 

この様な場合は全ての借金に関しての返済方法になります。しかし、任意整理などの場合は、任意整理する会社を選ぶことが出来ます。任意整理の場合は債権者1社1社に関して選ぶことが出来ますので料金体系が複雑なのです。

 

 

相談する場合の注意点やポイントについて書いていきます。

 

相談で有料の所は避ける

 

今は債務整理専門、過払い金請求のエキスパートの弁護士事務所や司法書士がインターネット上で無料相談を設けてくれています。

 

 

  • 料金はどれ位かかるのか?
  • 最初にかかる費用はいくら位なのか?
  • 自分に最適な借金返済方法はどれなのか?

 

 

そういった疑問を無料で相談に応じてくれる所があります。債務整理に慣れていない所などは料金が高くなる可能性もありますので、無料相談の際に色々と聞いてみるとイイでしょう。

 

 

相談の際、1万円、5千円という請求をする所もありますが、今のスタンダードは無料相談である程度の方向性を教えてくれる弁護士事務所がほとんどです。

 

 

ですので、相談が有料という所は避けてください。

 

 

初期費用はいくらかかるのか?

 

債務整理で一番料金体系が複雑なのが任意整理と言われています。複雑にしている原因として、任意整理の場合一社一社ごとに選ぶことが出来る為、料金がそれぞれかかるという所があります。

 

 

当然ですが、初期費用についても『無料相談の際に知ることが出来る。』という事を覚えておきましょう。

 

 

着手金と基本報酬が繋がっている所が多く、基本報酬を高くして着手金をゼロ、基本報酬を安くして着手金を高くするなど様々です。

 

 

大体の相場として、基本報酬と着手金を合わせた金額で2~5万円ですので、無料相談の際に基本報酬と着手金の料金を聞いて照らし合わせてあげるといいでしょう。

 

 

一社一社ごとに着手金がかかりますので、多重債務者の場合は着手金がゼロや安い所が料金が安くなります。

 

 

借金が減った場合にかかる費用も加味

 

債務整理の中で、最も複雑な料金体系の任意整理の場合ですが、借金の減額をした場合に減額成功報酬(一般的に1割が相場)、過払い金返還報酬(一般的に2割が相場)がかかる事務所がほとんどです。

 

 

減額報酬がかからない所もあります。

 

 

借金が多く、支払いを長くしていた場合、減額報酬や過払い金報酬がかからない所を選ぶといいです。しかし、そういった場合、着手金などが高くなる場合もあります。

 

 

表に出ていない大事な所がある事を忘れずに

 

例えばですが、上記の様な場合、任意整理であれば

 

  • 負債額が多い場合は減額報酬がかからない事務所がいい
  • 多重債務者の場合は着手金ゼロの事務所がいい

 

という答えが出ると思います。

 

 

しかし、無料相談をしながら数万円の金額を安く済ませるのは時間的なロス、また、事務所に何度も資料を出すなどの手間もかかります。

 

 

また、弁護士事務所や司法書士事務所が債務整理が得意な事務所、全く行った実績がない事務所などでも大きな違いがあります。

 

 

結局債権者との話になりますので、慣れている所慣れていない所によって交渉が決裂する場合もあるので、かえって費用が高くなるという事も考えられます。

 

 

目先の利益に気を取られ過ぎて大事な事を忘れてはいけません。

 

 

また、全国対応の無料相談ですが、地域によっては『出張費、交通費』がかかる場合もあります。任意整理においては弁護士との面談は必須ですので、そのあたりも無料相談で聞いておくことが大事です。