アナタの借金は今いくら?|債務整理を頼む前にすること
自分自身の借金について理解する
長年借金をしていた場合、サラ金や消費者金融の金利では殆ど元金が減っていないという方も多いと思います。
通常債務整理の相談をした際、利息制限法に基づいた利息の引き直し計算で金利を計算し直しますが、その際に自分の本当の借金が分かります。多重債務者の場合、利息を払うために借金を繰り返している事が多く、実は利息を払いすぎているという事も多々あります。
そういった利息の引き直し金利で有利になる事もあるので、自分で諦めずに債務整理の相談をしたほうがいいですが、まずは自分で出来る事として借金の整理をしてみてはいかがでしょうか。
例えば今、計算したら300万円の借金があるとします。債務整理を頼んだ場合、利息の引き直しで過払い金請求が出来、借金が帳消しになるどころかお金が戻ってくることだってあるのです。
(過払い金が発生する理由とグレーゾーン金利|借金の悩みの無料相談)
弁護士や司法書士に相談する前に、自分の借金の事について知っておくほうが相談の際にも便利です。借りていた金額の詳細、どのくらいの期間借りていたのかという事が分からない場合でも、貸金業者に開示請求をすれば問題ありませんし、代理人がそういった所もしてくれます。
しかし相談の際、どれくらいの借金がある、また、期間、借りている会社の数などを把握することで最適な債務整理の方法や過払い金請求が出来るかどうかも分かる様になります。
相談の際に、借金が恥ずかしくて隠す人が一定数いるらいしいですが、その気持ちも分かります。しかし、過払い金請求が出来る場合は隠していると勿体ないですので、ちゃんと出来るだけ覚えておきましょう。
明確に覚えていない場合でも、『確か○○円借りていた、、』というところまで代理人に伝えることで、代理人の方でも探しやすくなります。
これはあくまでも今の借金で、引き直し後支払う必要があるもの、支払う必要のないものが出てきます。
過払い金がある場合、元金に割り当てる事が出来ますので、今の借金の総額を知っておくことが大事です。
ここで大事な事は、業者が主張している金額と、本来返すべき金額は違うという事。ここでいう借金の金額というのは業者が主張する金額の事です。
債務整理を頼んだ際、弁護士や司法書士が引き直しをしてくれますので安心してください。
過払い金返還請求権というのは10年間です。最終返済日までさかのぼって10年未満であれば、利息制限法に基いて利息の引き直しを行った際、過払い金返還請求権がある場合は過払い金が戻ってきます。(過払い金請求はいつまで請求出来る?過払い金の請求期間を知りましょう。)
こういった情報をもとに、あなたに最適な債務整理の方法を提示してくれるのが弁護士や司法書士の役目です。
もし上記の事を忘れて放置したとしても、弁護士や司法書士が代理人となり、情報開示を求める為心配はいりません。しかし、上記の自分の借金を知っておくと代理人と話す際にも非常に有利に進めることが出来ます。
ある程度でいいですので、相談する前にでも自分の借金についての見直しをしてみてはいかがでしょうか。
あなたに合わせて最適な債務整理を提案してくれますので、1人で悩まずに調べてみてください。