多重債務整理をするのはどの方法がいいのか?ベストな借金返済方法
多重債務者の借金返済の方法について
こんにちわ、吉田です。
金融庁の定義によれば、『5社以上から借り入れしているものを多重債務者』と呼びます。
5社から借りているということは、1週間に1度返済をするとしても、1ヶ月では1社多いという事になりますので、借金の利息を借金で返済している状態と変わりません。
毎週借金を返す生活というのは、一般的に考えても非現実的です。でうsので、多重債務の場合は、一刻も早く借金の整理をしたほうがいいと思います。
おまとめローンなどを考えたり、更に借金をしたりと、利息を払うために、生活費の捻出のために、更に借金を重ねようとする傾向があると思いますが、まず、自分の借金の現状を把握して、今の借金を減らす努力をすることをオススメします。
多重債務者がどういった方法で借金と向かい合っていくべきか、、、ポイントを挙げながら書いていきたいと思います。
借金の返済の金額を確認します。自分が思っているよりも少なくなったりすることが多く、自分で返済できるくらいにまで元金が減るという事も普通に起こります。必要返済額というものがあり、返済原資(借金の返済にあてる金額)と照らし合わせながら、自分の借金の返済を決めていきます。
実際は、今現状の収入、借金の状態によって個人によって違います。複雑な要素が絡んでくるため、単純に素人が割り出せるものではありません。弁護士や司法書士に相談する事をオススメします。
返済原資が必要返済額よりも多い場合は、自分で出来る返済方法として特定調停というものがあります。
特定調停は安く出来るというメリットもありますが、手続きは一人では面倒だったり、調停委員の裁量によって結果が違ったりする事があります。
>>特定調停のメリットとデメリット
安いから特定調停からやろう!!って思う方もいると思いますが、返済方法や利息の払い過ぎが戻ってくる(過払い金)可能性を見逃す可能性もありますので、弁護士などに相談するという方法がベターなのかもしれません。
利息を減らして支払い期間が減っていきますので、返済が出来る可能性が広がります。これは裁判所を通さずに手続きが出来、財産が処分されることもありませんので、ある程度収入があり、返済のメドが立てる場合はオススメの方法です。
弁護士に相談することで、計算して処理をしてくれるので、面倒な事をするわけでもありませんし、金額の見直しなどの間違いもありません。
最終的な必要返済額もしっかりと割り出してくれるので、一度相談するといいと思います。
債務整理というと自己破産と決めている方が多いですが、あくまでも自己破産というのは債務整理の中の1つの方法です。
返済原資が必要返済額よりも少ない状態で、なおかつ失業、無職、あるいは病気などで収入がないという場合、自己破産という選択があります。
自己破産の場合、免責許可が出れば借金が全額ゼロ、つまりチャラになるというメリットがあります。
また、20万円を超える財産、99万円を超えた現金は、処分されたりされます。また、一部職業などの制限が免責を受けるまであったりと、それなりのデメリットも存在します。
いずれに場合にしても、借金解決は一人で出来ない
上記がザックリとして債務整理の手段となります。自己破産だけではなく、今の収入や、本当に返すべき借金の金額において、個人で借金の返済方法が変わるのも特徴です。
お金がないからといって、自分で解決しようとせず、無料で弁護士に相談できるので、今の現状把握のために、しっかりと相談されることをオススメします。
多重債務者の場合、利息に追われ正常な判断が出来ない状態になっている為、危ない所に引っかかったりすることが多いです。
本当に返すべき借金の金額を把握したり、どういった債務整理の方法があるのかなどをしっかりと理解することは大事です。
自分で全てを行うと言う事は、かなりの制限も出てきますし、全てを完全に出来るわけではありませんので、過払い金請求を見過ごしたリ、自分の借金の整理を出来なかったりと、色々な穴が出てくる可能性もあります。
債務整理はハードルが高いと思っている方も多いと思いますが、実際に無料で何度でも匿名で相談できるサービスを利用できますので、まず相談して借金の返済方法を考えるといいと思います。