多重債務の解決方法｜借りれない所が見つからない時にする事とは？
多重債務で借りれない、、、そういった悩みを持っている方へ
多重債務でも借りれる所はあるのか？こういった考えの方は、借金を更に膨らましてしまう可能性があります。
多重債務で現状支払いが出来ないのであれば、これから借金を更にしても返済自体が滞ることはまず間違いないと思います。
多重債務をする方、借金を重ねる方はある程度のパターンがあると言われています。もし、こういったパターンがあると自分で判断したのであれば、借金を更に重ねるよりも、今の借金を減らすこと、返済方法をしっかりと見直すことを検討する方が絶対にいいと思います。
借金をする人の行動パターンなど
言われている借金をする人のパターンですが、どういった感じでしょうか、まずたしかめてみましょう。
- ギャンブルで１万円負けても『まだ一万で良かった』と思う。
- その１万は戻ってくると思っている。
- 意志が弱い、ダイエット、禁煙、禁酒が続かない。カネがないのにタクシーなどに乗る。
- タバコを人から貰う、タバコを買うお金もないのに辞めることが出来ない
- 購読するのがsports新聞、アサヒ芸能などのゴシップ雑誌
こういった感じで常に行動している方は、借金が増えている感じがなく、どんどん借金をしていくイメージです。
借金をする人の特徴としてはだらしないというイメージがありますが、多重債務者の場合、生真面目で倫理観が強いと言われています。
借りたものは返したいという気持ちが強く、責任感が強く、弱音を吐かないという感じで信用がある方が多重債務をしている傾向があると言われています。
職場でも信頼も厚い方が多重債務をするという傾向があるようです。
借金をする人、多重債務をする人、性格的に真反対という感じがしますが、やはり借金をするという根本的な部分は同じなのかもしれません。
中小の消費者金融などは結構存在しているのですが、下手に自力で探していれば、闇金などに引っかかる可能性がありますし、闇金の場合、債務整理で片付く問題も結構ややこしくなったりする事、更に闇金が絡んでいる場合弁護士が受けないという様なパターンもあるようです。
ですので、そういった所も含めて『借金を借りるというのではなく、返す、減らすという発想』に切り替え、自分の借金を相談してみる事が大事だと思います。
借金の事を弁護士に相談する事って『すごく敷居が高い』という気持ちになりますよね^^;
- 本当に返す必要が無い借金の合計金額で悲観している
- 自己破産をするしかないと思っている
- 債務整理をしたら、生活に制限や支障があると思っている
- 債務整理自体がどういったものなのかわからない
- 弁護士、司法書士に頼むとお金が掛かりそう、、
- 家を手放したくない
- 家族に知られたくない
こういった悩みや心配があるために、今の借金を放置している方が多いと思います（私もそうでした、、^^;）が、実際に『自己破産だけが債務整理ではないし、本当に返すべき借金の総額を実は知らない（引き直し計算で分かる）』方がほとんどです。
悩んでいるのであれば、まずは無料で弁護士さんや司法書士さんに相談するのが気分的にも楽になりますよ。放置していても何も解決しません。
多重債務者が借金を増やせない理由
信頼情報機関などに登録されていない方、また、返済自体も遅れていない、滞納したことがないという方でも、審査が通らないという場合もあるようです。
複数の消費者金融から借金をしている場合、そういった情報は審査をする業者は殆ど知っていると思ってもいいでしょう。返済力等がないので、お金は貸さないという風に思うのも無理はないと思います。
消費者金融などは、総量規制などで法律で決められているために、審査に落ちて借りれないという原因やケースもあるのです。
個人に過度の借金を負わせない様に、個人の債務の合計が年収の３分に１を超えてはいけないという貸付の規制の事です。2010年の6月18日の改正貸金業法のにより導入されました。【年収600万の方は200万まで】
既に借金、借り入れがある場合、借り入れ上限額から差し引かれます。
また、総量規制の対象は【クレジットカード、ショッピングローン、消費者金融からの借り入れ】であり、それ以外は対象ではありません。
また、所得の水増しを行うことで、簡単に収入は誤魔化せますので、そういった悪知恵を教える業者もいますが、いずれにしても自分の収入が増えるという事ではなく、多重債務などの傷口を広げるだけですので、借金の全体額を減らすという発想を持って無料相談をされることをお勧めします。
また、おまとめローンなどで多重債務をまとめようと思っている方もいるかもしれませんが、おまとめローンなども審査が厳しいと思っていいでしょう。
おまとめローンをしている所は銀行系が多く、審査の際に厳しくなるからです。
おまとめローンが出来ない場合、結局は中小の消費者金融などを探すしかないのですが、その際に闇金に捕まったり、その中小の消費者金融が経営している更に高利貸の所を紹介されるという様なこともあるのです。
『多重債務でもOK』などの甘い蜜に釣られて、最終的にはありえない高利や、また、闇金などで搾り取られる運命になる可能性があるので注意が必要です。
そうなってくれば、更に厳しい取り立てや利息になるので、かなりの経済的負担がかかります。
利息を借金で払っている状態から、借金が借金を更に重ねていく状態になります。
利息が払えないのでどうしよう、、、別のところから借金をして、、、という考えをすて、しっかりと法律の専門家に相談する。これで取り立て等はピタッと止まります。
また、債務整理と言っても個人で債務整理の仕方は変わるので、個人に合わせたシチュエーションで、ベストの借金の減らし方、また、利息を減らす方法を相談して出してもらう方が絶対に将来的にいいでしょう。
多重債務者はこれ以上借金を増やさない意志が大事
- 多重債務者でもOK
- 複数の借金をおまとめローンで一括
などという甘い言葉で釣られない事が大事です。任意整理などの債務整理を行うことで、元本が減ったり、利息が検討されたりするため、しっかりと法律のプロに借金の相談をする事をお勧めします。
多重債務になると、色々なところから催促、督促がきます。しかし、多重債務で大丈夫、一本化しましょうという様な言葉に釣られない様に。
多重債務で借りれるところを探すのではなく、今ある多重債務の借金をどうやって減らしていくのかというのを意識して取り組んでいく事をお勧めします。