債務整理の疑問｜自己破産をしたら会社を辞める必要があるのか？

会社勤務をしていて、借金がかさみ、家族には内緒にしている人も多い為、相談にはこういった悩みを持っている人が来るようです。

確かに借金があって自己破産や債務整理をしたいと思っても、会社をクビになるのであればお金が入る方法が無くなるわけですので回避したい所です。

また、会社の付き合いなどもあるでしょうから、人付き合いの面においても会社の人達には知られたくないという場合が殆どだと思われます。

結論を言えば、自己破産をしたからといって会社を辞める必要はありません。また、会社側も自分から言わない限り『この人は自己破産をしている』というのは分かりません。自己破産をしているとか、借金がいくらあるとかという情報は、会社は知るすべがないのです。

また、何らかの原因で自己破産がバレたとしても、それを原因に会社側が解雇は出来ません。バレて職場にいずらくなるという場合は、自己退職する人もいるでしょうが、自己退職が原因で会社側は社員を追い出す事は出来ません。

ただし、自己破産によって何らかの制限を受けることもあります。そういった場合、業務に支障をきたす、また、従来通りの勤務が出来ないという事が出てくれば会社を辞める必要が出てくる場合もあります。

そういった事以外は、基本的に会社の方でクビを切るという事はありませんので、安心して相談されてみてはいかがでしょうか。