借金の減額シュミレーション|利息引き直し計算で変わる

借金返済をする前に知っておくべき『利息引き直し』について

ご訪問ありがとうございます。元司法書士を目指し5年程頑張っていた吉田です。債務整理経験者でもあります^^;詳しいプロフィールはコチラ

 

 

 

過払い金が発生する理由とグレーゾーン金利|借金の悩みの無料相談

 

 

上記のページでも詳しく説明していますが、一般的に消費者金融やサラ金と呼ばれている所はグレーゾーン金利と呼ばれる金利でお金を貸している所がほとんどでした。

 

 

借金で困っている人、支払いに困っている人は金利が高いのは理解しているが別の信用機関で借りることが出来ないために仕方なくお金を借りていたというのが現状です。

 

 

この様なグレーゾーン金利が横行していたために、法律で取り締まりが出来たわけですが、その当時にお金を借りた方は『本来であれば請求できない金利でお金を払っていた』為に、借金の返済計画(債務整理)を行う際に『利息の引き直し計算』というものを必ず行います。

 

 

引き直し計算で払ったお金のシュミレーション

 

例えば100万円をサラ金や消費者金融から借金にしていると仮定します。毎月の返済額は5万円とします。

 

 

殆どの場合、29.2%で借りているはずです。

 

 

残っている元本は以下の様になります。

 

  • 1ヶ月分の利息・・100万円×29・2%÷12(ヶ月)=24,333円
  • 元本返済分・・50,000円-24,333円=25,667円
  • 残りの元本・・・100万円-25,667円=974,333

 

 

しかし、上記の利息は出資法に基づいたものですので、当然この金利の計算は違法になります。

 

 

18%を超える利息は無効ですので、引き直し計算をすると以下の様になります。

 

  • 本来支払うべき利息・・・100万円×18%÷12(ヶ月)=15,000円
  • 過払い分の利息・・・24,333円-15,000円=9,333円

 

 

つまり、過払い利息を毎月9,333円も払っていることになります。この過払い利息は元本にあてることが出来ますので、残り元本は以下になります。

 

  • 元本返済分・・・25,667円+9,333円=35,000円
  • 残りの元本・・・100万円-35,000円=965,000円

 

 

上記を比べてみると、出資法の際の利息(29.2%)と比べると、1ヶ月で約1万円の違いが出るのです。

 

 

引き直しをすればカナリの金額が減っている状態だと分かる

 

例えば月に10,000円もの余分な利息を2年とか払っていると、24万円も払う必要のない利息を払っている事になります。

 

 

この金額は元金にあてることが出来ますので、元金は思った以上に減っていることが分かります。また、さらに言えば元金が減れば利息も減っていきます。

 

 

弁護士や司法書士に頼んだ場合、必ず引き直し計算を行ってくれますので、かなり元金が減っている事が分かるはずです。

 

 

『今の借金の金額なら本当に毎月支払うことが出来ないので自己破産しかない、、』

 

 

と思っている方でも、引き直し計算をすることで元金が一気に減り、更に過払い金まで戻ってくる可能性もありますので、悩まずに相談されることをオススメします。