利息を決めていない場合は利息は取れるのか?個人や会社間での事例
借金の貸し借りで利息などを厳密に決めていない場合
ご訪問ありがとうございます。元司法書士を目指し5年程頑張っていた吉田です。債務整理経験者でもあります^^;詳しいプロフィールはコチラ。
利息の取り決めをしていない様な貸し借りがあります。
個人間もそうですし、会社同士でも利息の取り決めをせずに借金をしたりされたりすることもあります。利息の取り決めをしていない場合、利息を支払う必要があるのでしょうか?
利息を取らない(利息ゼロ円)契約もありますので、当然ですが利息を取らない契約も出来ます。利息契約をしていない場合は、貸し主は借り主に対して利息の請求や取り立ては出来ません。
利息を払う必要がないのですが、例外というものも存在します。
利息を決めていない場合でも払う必要がある例外とは?
利息契約をしていない場合は利息は取れませんが、例外もあります。それは当事者が商人同士(会社や個人商店など)の場合は、貸し主は利息の請求が出来ます。
この場合、利息契約をしていなければ(年利20%)商事法定利息の年間6%の利息が支払うべき利息となります。
利息を決めていない場合について
商人間以外の借金では、利息契約を結んでいない場合は利息の請求が出来ません。しかし、利息を支払う約束はしたが利率までは決めていないという様な場合もあると思います。
そういった場合は貸し主は年5%の割合で利息を請求することが出来ます。
無料相談で借金の悩みを解決
借金のトラブルはこういった部分でもありますので、もし複雑で面倒な事項と思うようであれば、一度無料相談をするといいと思います。
利息を決めている決めていない、利息を払う必要がない、あるなどの問題は水掛け論になる場合もあります。
今までの関係にヒビが入る可能性もあるのです。そういったことがないように、しっかりと法律のプロに間に入ってもらい、公平性を持って借金のトラブルを解消してください。