悪質な借金取り対策|しっかりと証拠を残します
違法な借金取り立ては証拠をしっかりと残す事が大事
違法なマチ金などで金を借りている方は、信じられない取り立てをされている事があります。
通常の消費者金融での借金の場合、電話など時間的な事は守ってくれるものです。また、親族や会社など、執拗に連絡をとったりしない事が殆どです。しかし、マチ金と呼ばれる金貸しなどの場合、信じられない違法な取り立てをすることもあります。
- 夜にも関わらず電話をかけてくる
- 張り紙をして借金を他人に知らせたりする
- 連帯保証人でない親族に対しても借金の肩代わりを迫る
一例を挙げるとこの様な感じですが、会社に嫌がらせのFAXを送ったり、自己破産をさせない為にしつこくFAXやメール、電話などをかけるという事を平気でするのがサラ金の悪質で違法な業者です。
違法な取り立てをする方も、逆に言えば自分がやっている取り立て自体が違法と気付いています。ですので、素人が対抗して立ち向かっても意味がありません。また、全く効果がなく、ドツボにハマるのは自分という事になります。
消費者センター、警察に借り主が相談して、注意を受けた場合、通常はそこで取り立てを辞めるのが普通ですが、向こうも海千山千の猛者ですので、簡単に引き下がらない場合も想定しておく必要があります。
取り立て行為の規制に違反したものは、2年以下の懲役または300万円以下の罰金です。しっかりと立ち向かっても大丈夫です。一人では厳しいと思ったら、弁護士を通して警察に相談してください。
しっかりとメモを取り、被害を明確にしておく
借金の悪質な取り立てをされた場合、しっかりとどういった事をされたのかをメモに取りましょう。メモしておくことで証拠になります。アイフォンでは録音も出来ます。
実際自分に浴びせられた暴言(肝臓を売れ、借金を返すためにマグロ漁船に乗れなど)なども、しっかりと録音して撮っておくと、後々有利になります。どういった手口で、どういった事を言われたとかしっかりと録音したりメモしたりしておきましょう。
午前7時50分 電話、出ない。
午前7時55分 また電話。出ない。
午後8時5分 また電話。
電話ばっかり掛かって来るが、怖くて出れない。
○月○日、午後9時20分
会社から帰宅したら張り紙が。会社にもFAX。
恥ずかしく、怖い。
パート代を日払いにしろと迫られた。
○月○日午前11時
居留守を使っていたが何度もチャイムを鳴らし、名前を連呼。とうとう出ていき、有り金8,000円を支払う事で帰ってもらう。
違法な取り立てを立証するためにも、全ての証拠はとっておく
借金返せや、FAXでの取り立て、会社にバレることを目的としている催促、督促状などは全部とっておきましょう。
金返せ、ドロボーなど、誹謗中傷の張り紙も、捨てるのではなく、しっかりと証拠の為に取っておきましょう。相手の人数や、ドアを蹴飛ばしたとか、ドンドンとヒドいノックをするなど、状況だけでもメモしておくといいでしょう。
防犯対策などのグッヅでも、そういった証拠を撮るために利用出来ますので、使えるものはしっかりと使って、もしもの時に役立てておきましょう。