利息だけを払っている状態で借金が全く減らない｜多重債務者予備軍とは？

業者によって色々と違いますが、殆どの貸金業者は『月一度一定額以上の金額を返済すればその極度額の範囲内であれば自由に何度でも借り入れが出来る、更に返済も出来る』という様な契約内容で貸し出しています。

こういった場合、毎月の支払い金額は少額ですが、元本は全く減らない状況です。

つまり、完済するまでにカナリの利息を支払う必要があります。今では利息制限法が定めた上限金利を超えている場合は、その利息は元本の返済にあててもいいことになっています。（過払い請求）

過払い金は10年間有効ですので、借金を完済した時にグレーゾーン金利で借金をしていた場合は過払い請求をしたらお金が返ってくる可能性もあります。

（過払い金が発生する理由とグレーゾーン金利｜借金の悩みの無料相談）

多重債務者を食い物にする悪徳業者の手口

支払い期日になると、利息を差し引いて返済額を再融資するという様な悪徳業者の手口があります。借金の利息を返済するために借金をする。これが多重債務者の入り口です。

一見すると借り主の資金繰りを楽にするための処置の様に思えます。

しかし、即日融資、保証人なし、無担保などの条件と同様、こういった条件を提示してくる業者は悪どい業者です。

利息だけを支払わさせて、いつまでも借金の元金は減りません。

こういった再融資をされなければ借金が返せない様な状況であれば、債務整理を検討することをオススメします。

債務整理というのは自己破産だけではなく、色々な借金の返済を考える事を言います。

コチラのページで全ての債務整理の比較を図解で説明しています(^_^。

もし、多重債務者になりそうな状況であれば、無料で弁護士などに相談出来ますので、悩まず一日でも早く相談することをオススメします。