強引な取り立て、違法な取り立ては禁止されており被害届も出せます
借金の強引な取り立ては違法です
今まで色々な取り立てが行われてきています。違法な取り立ては禁止ですが、お金を借りているという引け目、または、借金を返済していないという引け目などで連絡出来なかったり泣き寝入りしたりする人が非常に多い様です。
違法な取り立てとしては以下の様なものがあります。
- 夜遅く家の前に来て、金を返せと大声で近所に聞こえる様に言う
- サラ金の取り立て屋が、返済が遅れると一時間おきに会社に連絡してくる
- ドアに『金返せ!どろぼー』などの紙を貼って帰っている
- 保証人でもない親族のところまで取り立てをしてくる
- 他の業者を紹介されて、そこで借金して一括で返済しろと言われた
この様な事をされたりした場合は、明らかに相手の貸金業者が悪いですので、しっかりと対応してください。
強引で悪質な取り立ては禁止されています。貸金業法では取り立ての禁止事項を具体的に書いています。それの違反をした場合は、2年以上の懲役または300万円以下の罰金を課すことを決めています。
お金を借りているというだけで、そういった違法をそのまま放置する必要はありません。
違法な行為について
貸金業法では、午後九時から翌朝8時までは取り立ては禁止されています。大人数で家に押しかけて恫喝、大声で返済を催促する事自体も違法です。
また、職場へ押しかけて来るのも同様で禁止されています。勤務先へ頻繁に押しかけて会社の人に借金をしている事を知らせる様な行動も禁止しています。営業妨害ということで会社から被害届を出すことも解決の一つです。
借金を事実や、借り主の私生活をチラシ、立て看板等で第三者に教える行為も違反です。プライバシー侵害や名誉毀損の行為になります。
また、連帯保証人とは関係ない親族などの会社や家へ催促をしに行くことは当然ですが違法です。(支払う義務など一つもありません)
他のサラ金業者を紹介することも違法です
貸金業法では、業者が他の業者を紹介して返済させることを強制することは違法となっています。
クレジットカードで買い物をさせて、それを現金化にする事を強要させることも違法です。そういった業者の提案があった場合は、しっかりと対応して下さい。言いなりになり支払う必要はありません。
また、借金の一本化についての提案も基本的には利息以外の手数料等で暴利を取ることが当たり前ですので、そういった『甘い提案』には絶対にのらない事が重要です。
根本的な借金問題の解決が一番
以上の様に、貸金業者は恫喝以外の方法でも、甘い提案をすることがあるのですが、一般的に借金の多い方、多重債務者の方はこの提案が今の地獄を解決してくれる様な気がして、提案にのってしまう事が多いようです。
この様な借金の問題の解決は専門家に相談して方法を練ることが一番です。
自分で考えてその場しのぎの解決法を色々するよりも、無料で相談できる弁護士へ相談して、どういった方法が一番良いのかを知ることが良いと思います。